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【韻講座】様々な韻のスタイル

あんまり韻が得意ではない筆者ですが、それでも韻について何か語れることないかなと思った時に、1つ韻において記憶に深く残っていたリリックがあったので、それを解説したいと思います。

夜鳥樹さんのリリック。
当時FSBというサイトでやっていたダンジョン企画で夜鳥樹さんはモンスターだったのですが
それこそストッパーのいわばR指定ポジションだったと思う。

中でも当時の自分が一番衝撃を受けたのがこれ
連踏み、子音踏みなどいろんな韻があるが、新しい韻配置だなと感動した記憶がある。

このリリック内で韻を踏んでいるところをすべて見つけてほしい

遺伝子単位で事前に察知するほど
危険に感じさせるsecond stage
リベンジマッチに来れない程 恐怖植え付ける
ベテランのすげー韻aka折れない矛

お披露目する未だ負けなしの勝負強えplay
お前からすれば目線も位も遠く上の上
チャレンジャーが踏み出す回廊 繰り出す回答
全て無意味。あいにくFSBD クリア不可仕様なrole-playing game

どこで踏んでいるか分かっただろうか。多分初見1回読んだだけで全部の韻を拾えた人はほぼいないのではないかと思う。正解?はこれ

遺伝子単位事前に察知するほど
危険に感じさせるsecond stage
リベンジマッチ来れない程 恐怖植え付ける
テランのすげー韻aka折れない矛

お披露目する未だ負けなしの勝負強えplay
お前からすれば目線も位も遠く上の上
チャレンジャーが踏み出す回廊 繰り出す回答
全て無意味。あいにくFSBD クリア不可仕様role-playing game

多分みんな数か所くらい「あ!ここもか!」ってところがあったのではないでしょうか
それくらい複雑な韻配置でrole-playing gameとか、テランのすげー韻とかクリア不可仕様とか見落としがちになる気がしますね。

筆者が書いたリリックではないので想像ですが、箱根細工のようにパーツパーツを組み合わせて当てはめていく感じで作ったのではないかなと思います。

本来ラップにおいて「韻」はパーカッション的な役割で、韻によってリズム感が生まれたり音の聞こえがよくなる為であったり、フレーズを強調して耳に入れやすくする効果があったりするのですが、
このリリックにおいては何よりも韻、および日本語の面白さを追求しているように思えますね。

たった8行のために結構な時間と労力を割いたのではないかなと思います。

誰かの真似や誰かの影響を受けやすい現代のネットライムにおいて、こういう新しいことにチャレンジするというのは決して容易いことではないし物凄い発想やエネルギーが必要なのだと思う。

やはり手間暇かけたリリックは美しい。というお話

written by キャラバン

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