こんにちわ
久しぶりにブログ書こうとかなと。
今回はネットライムについての僕の考えです。
文面ラップの盛り上がりが凄い中でそこからネットライムに流れて来てくれている人も一定数いるし、これからももっとボーダーレスで盛り上がって欲しいので違いやネトラの魅力みたいなもんを少し語れたらなと。
多分どう言い方に気をつけても角度によっては文面ラップを悪く言っているように見えてしまう部分もあるかと思いますが、そんな意図はまったくないのであしからず。ご容赦を。
早速いきますが、なんといっても最大の違いは時間猶予かなーと。ネットライムは一般的には72時間、3日間がスタンダードになってます。
これって最近そうなったとかではなく一次のネトラ隆盛の頃にはもうほぼスタンダード化してたと思います。2009のサイト対抗とかもこれだったし。
あとは1日短くて48時間もそこそこ普通かな。
とにかく1日未満の猶予で戦うってのはかなり少数派かなって思います。
大体が掲示板でやるし、通知も来ないので貼り付いていないと行けないから媒体的にも猶予○分とかでやるのは向いてない遊びかと思います。
なんで自然とやりやすいのはこのくらいの時間かなーって感じで2〜3日の猶予で形成されていったものかなと思ってます。
んで、この最大の違いである猶予って捉え方によってはまるで異なる部分と思っていて。
この猶予72時間が、
・投稿するのは72時間以内にすればいい
って捉えるのと
・72時間考える時間がある
って捉えるのではまるで違いますよね。
僕は後者がネトラを面白くするものって考え方です。
文面ラップをやらないので魅力を履き違えていたら申し訳ないのですが、その短時間でどこまでの閃きを魅せられるか?っていうところがアガる要素の一つと感じています。
本当に○分で考えたの!?っていう言葉が賞賛のフレーズになるって事はその証左でもあるかなと。
対してネットライムは、充分な時間猶予があるので
「一つのアンサーを創るにあたって最高到達点を追う事が出来る」
ってのが住み分けをする上でのネトラの魅力だと考えてます。
僕の例を出して言うと
相手のバースを見る→
精神に傷を負う→
どこら辺を返していこうか考える→
アンサーする部分をピックアップ→
ラインを考えていく→
バース全体のバランスを考える→
投稿
みたいにざっくり言うとこういう流れがあります。
相手のバースを見てすぐ思いつくラインはありますがそれをそのままバースに組み込む事はあまりありません。なぜならもっと考えればもっと核心をつきながらカッコ良いラインを思いつくって事が多いからです。
一度相手のバースを見て、思うことが多々あれど、一旦寝かせて改めて見るとああ、こう返していった方がいいな、と言うものが出てくるんですよね。
もっと言うと、最初に見た時当然ディスられてるわけだからムカつくわけです。ただそのムカつくままアンサー書くんじゃなく精神状態も落ちついて見直すとしっかりアンサーが出来るってことですね。
といっても僕はアンサー書くのが相当早い方で3日間使う事ほぼないですけどねw
ただそれは仕事中もアンサー考えてるからですw
他のライマーがどうなのかはわかりませんが、3日間の間で、アンサーを見る→作る、で実働数時間の人もいると思うし、投稿があったらまず見て、ゆっくり考えるって人もいるかと思います。
でも実働3時間でバースを書ける人でも、
猶予が5時間なのと3日間ではその実働の質も違うって思ってます。
んで、最近テーマ戦をやるようになって思う事は本当に猶予をフル活用すれば自分が納得するバースを仕上げられるなって思いました。
バトルにしても3バース使ってどういう戦いにするか?
そしたら1バース目はどういう仕掛けをするか?
1バース内でボーストとディスのバランスは大丈夫か?
などなど自分のバースを仕上げるにあたって考える時間はあったほうがより精査出来るのは当然の話ですしね。
もちろんこの文化の発祥はフリースタイルバトルからだし、トップオブザヘッドの精神でやりあう事が楽しいって思う人も大勢いるかと思うんですが
そういった面は文面ラップの方がよりカバー出来るだろうし、実際ネトラやってた人も大勢文面ラップやってますしね。
なので住み分けっていうか、じゃあネトラの魅力は?って考えた時今書いてあるような事は一つの魅力だよなって発信していきたいわけです。
個人的には10年後も語られるようなバトルが生まれるのは当事者同士がどうやって相手に勝つか?というのを試行して思考して高めあった結果だと思うんですよね。
ある意味、そういう名バトルは作品と呼べるものに昇華されてるだろうし、作品を創るって感覚でネトラと向き合うとよりネトラにハマれるんじゃないかなーって思います。
まあ、まとめると文面との大きな違いである猶予の捉え方で自分のバースの質が変わるし、そこら辺はネトラの魅力に直結するのでこれからネトラをやる人にも是非知っておいてもらいたい考え方って感じです!